学校の外でのコミュニケーションに苦手意識

英語、フランス語の習得のために、欧州に語学留学の経験がある女性です。どちらの語も難解でしたが、私が一番苦手意識を抱いていたのは、「語学学校」あるいは「大学」という場から、その外である現地社会に出た際のコミュニケーションでした。

学校では発音のクラスなどにも熱心に出席し、それなりの成績もとったのですが、いざ街に出て買い物や行政手続きとなると、リスニング・スピーキングに問題を感じない日はありませんでした。

それでも若さのバイタリティで押し通して行った感はありますが、一番気持ちが折れそうになったのは、「あなた、何言ってるのか全然わからないんだけど!」という風に拒絶の態度をとられる時です。

実際には私の発音がそこまで悪かったわけではなく、単に現地語話者の虫の居所が悪かったり、疲れていてこんなアジア女の相手なんかしたくない…といった所だったのでしょうが、やはりこちらとしてはへこみます。

対策としては、日本的な腰の低さではなく、相手の目を見据えて大きめの声で話す、という態度をとりました。こうすると相手も立場上「拒絶で逃げられない」というシチュエーションに陥るようで、さほどドライな拒絶はされずに済むようになりました。